学校長挨拶

 本校は、1985年全日制普通高校として東松島市赤井に設立しました。伝統に縛られない自由な校風のもと、「ひとつ上」をスローガンに、石巻地域に根ざした進学校として学校づくりを進めています。開校当時は田園風景が広がっていた周囲の風景も様変わりし、近隣にショッピングモールや三陸自動車道のインターチェンジが作られ、JR石巻あゆみ野駅が開業するなど、新たな歴史に向かって踏み出しています。

 今の西高生が社会の第一線で活躍する近い将来、我が国は人口減少や超高齢化に伴う労働者不足、それを補う人工知能やロボットの普及、国際競争力の相対的な低下等の問題を抱えているはずです。国外でも依然として貧困や飢餓、民族的、宗教的な対立や紛争など数多くの問題が存在しているでしょう。

 本校はこれらの問題を解決して、豊かな未来を切り拓いていけるような人材の育成をめざし、次の3つの力を身に付けてもらう教育活動を行っています。@考える力、A自主的・自発的に行動する力、B発信する力。マニュアルどおりに動くのではなく、まず自分で考えてみること。考えた内容に基づいて自発的に行動をしてみること。自分の考えや行動を周りの人たちに発信し、協力をもらうこと、ができるような人づくりをめざしています。

 また、本校では開校以来、他国・他文化の理解や相互依存関係の理解、人権や多様性の尊重を基盤として国際的に平和な社会を形成することに貢献できる人材を養成するための教育の実践を進めています。今年度も、国際理解講演会や、昨年度から行っている「国際高校生フォーラムIN 石巻西高校」を実施予定です。

 さらに、被災地の学校として、全国各地の高校等と防災交流事業を行うとともに、防災体験学習を取り入れ、将来の地域の防災のリーダーとなる人材の育成に特に力を入れております。

 これらを実践するために特に平成29年度も「生徒が主体的に学ぶ授業づくり」を合い言葉に教師の授業力の向上に取り組みます。教師と生徒が双方向的にコミュニケーションをとる授業形態を取り入れ、生徒が経験を通して主体的に学ぶ態度を身に付けさせます。

 最後なりますが、東日本大震災の際には全国の皆様からご支援と励ましをいただきました。本当にありがとうございました。ここに御礼申し上げ挨拶とさせていただきます。
宮城県石巻西高等学校長 伊藤 俊

   

石巻西高実況中継

学習や部活動など、日頃の学校生活においてひたむきに頑張る西高生の姿をお知らせするページです。

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「高校生の政治的活動について」(PDF/127MB)